夜尿症|愛知県豊田市の小児科|永覚Kidsクリニック|末野原駅より徒歩13分

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夜尿症

夜尿症|愛知県豊田市の小児科|永覚Kidsクリニック|末野原駅より徒歩13分

夜尿症(おねしょ)とは

夜尿症とは、睡眠中におしっこが漏れてしまう状態を指します。赤ちゃんの頃は毎晩のようにおむつにおねしょをしますが、成長とともに排尿をコントロールできるようになるため、自然と回数は減少していきます。
「おねしょ」と「夜尿症」の違いは年齢にあります。5歳を過ぎても月に1回以上のおねしょが3カ月以上続く場合、「夜尿症」と診断されます。夜尿症は決して珍しいものではなく、5歳児の約15%、小学校低学年の約10%、小学校高学年の約5%のお子さんに見られます。多くの場合は成長とともに改善しますが、まれに15歳を過ぎても続くケースがあります。
夜尿症が続くと、お子さんの自信が低下したり、心理的なストレスを感じたりすることがあります。当院ではお子さんの夜尿症のお悩みを丁寧に伺い、状況に応じた適切な治療を行っています。夜尿症が長引く場合は早期の診断と治療が大切です。気になる場合はお早めにご相談ください。

夜尿症の原因

夜尿症は、親の育て方やお子さんの性格の問題ではありません。お子さん自身がわざとしているわけでもありませんので、叱ったり、無理にトレーニングさせたりしても解決しません。主な原因として、次のようなことが考えられます。

① おしっこが溜まった時に目が覚める仕組みが未発達

通常、膀胱がいっぱいになると眠りが浅くなり目が覚めてトイレに行きます。しかし夜尿症のお子さんは、この機能が未発達のため、睡眠中に漏れてしまいます。

② 夜間に作られる尿量が多い

睡眠中はおしっこの量を調整するホルモン(抗利尿ホルモン)が分泌されます。このホルモンが十分に出ないと、夜間でも尿が多く作られ、膀胱に溜められず漏れてしまいます。

③ 膀胱の発達がゆっくりで尿を十分に溜められない

膀胱はおしっこをためる袋のようなものですが、発達がゆっくりなお子さんは、一晩分の尿を溜めきれず漏らしてしまいます。

また、突然おねしょが増えた場合、ストレスや生活環境の変化(引っ越し、進学など)が原因のこともあります。膀胱炎、糖尿病、扁桃肥大、脳腫瘍などの病気が隠れている場合もありますので、気になる際はご相談ください。

夜尿症の治療

まずは生活習慣の改善から始めます。改善が見られない場合、夜尿アラーム療法や薬物療法を検討します。

① 生活習慣の改善(治療の基本)

  • 規則正しい生活と十分な睡眠
  • 夕食以降の水分
  • 塩分摂取を控える
  • 便秘を改善する(便秘は膀胱に負担がかかります)
  • 寝る前には必ずトイレに行く
  • 体を冷やさない(冷えると膀胱が刺激されます)

② 夜尿アラーム療法(尿意を感じる訓練)

下着に取り付けたセンサーが尿を感知すると、アラームが鳴ってお子さんを起こします。これにより、尿意を感じて起きる習慣を身につけます。効果が出るまで時間がかかるため、根気よく続けることが大切です。家族の協力も必要です。

③ 薬物療法(生活改善で効果がない場合)

生活習慣を改善しても効果がない場合は、お薬を使うこともあります。

  • 抗利尿ホルモン薬:夜間の尿量を減らします。
  • 抗コリン薬:膀胱に溜められる尿量を増やします。
  • 三環系抗うつ薬:一部の特殊なケースで使用します。

当院では、お子さんの症状に最も適した治療を選択します。ご不明な点があればお気軽にご相談ください。一緒に治療法を考え、改善を目指しましょう。

夜尿症の向き合い方

治療と並行して大切なことは、「起こさない」「怒らない」「焦らない」です。

  • 起こさない
    夜中に無理に起こしてトイレに行かせると、睡眠リズムが崩れ、抗利尿ホルモンの分泌に影響する可能性があります。
  • 怒らない
    おねしょはお子さんの意志で起きるものではありません。叱ることはお子さんにプレッシャーを与え、症状を悪化させる場合があります。
  • 焦らない
    夜尿症は成長とともに改善します。「いつか治る」という安心感を与えることで、お子さんの自己肯定感を守りましょう。

また、「昨日より少し良くなったね」「寝る前にトイレに行けたね」など、日々の小さな成功を褒めることが、お子さんの自信と改善への意欲につながります。

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