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予防接種について

予防接種の種類

定期接種

● 小児用肺炎球菌ワクチン
● ヒブワクチン
● 四種混合ワクチン(ジフテリア・破傷風・百日咳・ポリオ)
● 二種混合ワクチン(ジフテリア・破傷風)
● BCGワクチン
● MR(麻しん風しん混合)ワクチン
● 水痘(みずぼうそう)ワクチン
● 日本脳炎ワクチン

任意接種

● ロタウィルスワクチン
● B型肝炎ワクチン  
● おたふくかぜワクチン 
● インフルエンザワクチン 

小児用肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌によって発症する病気は、敗血症/菌血症・髄膜炎・肺炎・中耳炎等があります。
WHO(世界保健機関)によると、世界では肺炎球菌感染症により毎年約100万人の乳幼児が死亡していると言われています。
肺炎球菌による髄膜炎は重症化リスクが高く、30%の方は死亡したり重い後遺症が残ったりします。

また、肺炎球菌による中耳炎は何度も繰り返し発症し、その都度毎日通院しなければならなかったり、難聴などの後遺症もあったり煩わしい病気です。このワクチンは2か月~9歳以下まで接種できますが、
なるべく早く接種しましょう。(豊田市・みよし市は5歳まで無料)
四種混合、Hibワクチンと同時接種できます。

ヒブワクチン

感染を起こすと約5%が死亡し25%に重篤な後遺症が残ります。
Hibワクチンはこの細菌感染を予防する有効なワクチンです。

Hibワクチンは2か月~5歳未満までの乳幼児に接種しますが、Hib感染症のピークの発症年齢を考慮し、2か月以上7か月未満で接種するようにしましょう。
四種混合、肺炎球菌ワクチンと同時接種できます。

四種混合ワクチン

ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオを予防するワクチンです。
3~8週間間隔で3回接種(標準として生後3~12か月)、
その後、約1年後(6か月以上あけて)に追加接種します。
百日咳は、乳幼児に感染すると肺炎や脳症を併発して致死的になったり、重い障害を起こしたりする場合があります。
接種券が届いたら早めに受けましょう。

二種混合ワクチン

11歳以上13歳未満(標準的には小学6年生)
4種ワクチンは一期として、DTワクチンは二期として行われます。

BCGワクチン

結核予防のワクチンです。
日本では今でも毎年2万人を超える人が発病しています。
乳幼児の結核性髄膜炎や粟粒結核などの予防に、BCG接種が極めて有効です。

BCGは生後3か月から1歳未満は無料です。

MR(麻しん風しん混合)ワクチン

一期は1歳~2歳未満
二期はこども園の年長時
麻疹は非常に感染力が強く、脳炎脳症を起こしやすいこともあり、とても怖い病気です。
接種券が届いたら、早めにうけるようにしましょう。

水痘(みずぼうそう)ワクチン

水痘は感染力の強い病気で5歳までに80%の子どもがかかると言われてます。
1歳すぎから接種可能です。
特に、アトピー性皮膚炎の子どもが水痘にかかると非常にかゆみが増してつらい状況となりますので、積極的にワクチン接種を受けるようにしましょう。
一度のワクチン接種では約1割の人が発症することがあります。平成27年4月より 1歳~3歳の子どもさんは3ヶ月以上の間隔をあけて 2回接種の定期となりました。

日本脳炎ワクチン

一期は3歳~7歳半
二期は9歳~13歳未満

特例措置として
平成7年6月1日~平成19年4月1日生まれの人なら
20歳未満の間に未接種分を接種できます。

日本脳炎は最近では毎年10人未満が西日本を中心に発症するに留まっていますが、アジア地域では大流行が見られており、非流行地域の人も予防接種を行う方がよいと考えられています。

ロタウィルスワクチン

ロタウイルス胃腸炎は、激しい嘔吐や下痢によって脱水症状を発症しやすく、
痙攣を引き起こすことがあり、もっとも重症化リスクの高い乳幼児の胃腸炎と言われています。

5歳までにほぼすべての乳幼児が感染するといわれ、生後3か月以降の小さな子ほど重症化しやすく、
入院による治療が必要となります。

このワクチンはシロップ状の飲むタイプの生ワクチンで、生後6週から24週の間に接種します。
その年齢以降はワクチンによる腸重積発症のリスクが高まるとされており、接種不可となっています。
少なくとも4週間あけて2回の接種となります。
初回を生後2か月、2回目を生後3か月時点に、
Hibワクチンと肺炎球菌ワクチンと一緒に接種されることをお勧めします。

B型肝炎ワクチン

B型肝炎ウイルスはヒトの肝臓に慢性持続性感染を起こし、
その内10%~15%が慢性肝炎、肝硬変、肝細胞癌を発症します。
感染はB型肝炎ウイルスを含む血液あるいは血液成分との直接の接触によって生じます。
昭和60年よりB型肝炎母子感染防止対策事業が開始され、
母子感染による感染は激減しました。
しかし、急性B型肝炎の患者数は増加傾向にあり、
感染経路は33%は不明、61%は性的接触によると推定されています。
また、ごく少数ですが、
「輸血」「歯科治療」「入れ墨」「ピアス」「針刺し事故」などが感染経路として推定されています。

ワクチン接種による効果は年齢が低い方が高いので、早めの予防接種を勧めます。

接種方法は4週間間隔で2回、さらに20~24週を経過後もう一度接種します。
任意接種(自費)で生後2か月から接種可能です。

おたふくかぜワクチン

任意接種(自費)として、1歳を超えたあたりから接種して頂けます。
おたふくかぜの合併症としては、髄膜炎、膵炎(すいえん)、精巣炎、卵巣炎、難聴などがあります。
難聴となった場合は、聴力の回復は困難と言われています。

インフルエンザワクチン

インフルエンザは脳炎や肺炎をおこしやすく、普通のかぜとはまったく違い全身症状の強い病気です。
インフルエンザワクチンの発病予防効果は約80%で、就学前の小児では20~30%程度と言われています。しかし、重症化を防げる可能性はあるようです。
ワクチンの予防効果が期待できるのは、接種後2週から5か月程度とされています。
このため毎年接種することが必要となります。
卵アレルギーが明確(食べるとじんま疹や湿疹がでたり、口の中がしびれる等)な方は、基本的には接種できませんので、ご注意ください。

接種方法:
生後6か月~13歳未満は2週~4週の間隔で2回接種
13歳以上は1回接種

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